今回は受験勉強を進めていくうえでよく悩む英語の勉強法とその順番をまとめました。
確実に受験を合格するためにはまずは何から始めるのがいいのか、そして、どう進めていけばいいのかについて書いていきます。
まずは単語から始めよう
大学受験の勉強にしろ、TOEIC の勉強にしろ、とにかく英語を勉強する上で最重要なのが単語です。
例えば、日本語でも 「私 勉強 する 英語」というように、語順が英語のようになり、
助詞を省いても単語が分かればある程度は意味を把握することが可能になります。
よく英語を勉強されている方にあることなのですが、
ある程度英語の勉強を進めてきたときに単語が分からなくて英文が読めない。ということがあります。
単語さえ分かれば分かるのに解けないのは非常にもったいないですし、後から単語を一気に詰め込むのも正直大変です。
なので、そうならないためにも単語はきちんと勉強しておきましょう。
単語と同時に文法を勉強しよう!
先ほど重要と述べた単語と同様、非常に重要なのが文法を学ぶことなのです。
単語がわかればある程度は意味を把握することが可能と言いましたが、複雑な文となればそうはいきません。
例えば、「I play tennis」という文章では「私 する テニス」のように
単語ごとに訳してしまえば簡単に理解することができます。
しかし、「Not until I met her did I notice she is senior to me.」
(彼女に会って初めて彼女が私より歳上だということが分かった。)
この文章では倒置や比較といった文法要素が含まれていますが、
きちんと文法を学んでいないと理解するのはほぼ不可能でしょう。倒置は勉強しなければ確実に分からないと思いますし、
ここで使われている比較も中学校で習うものとは違ってthanを使わずにtoを使っています。
とはいえどこれに関しては実は単純でthanを使わずにtoを使うだけです。ただそれだけのことです。
ただ、それを学んでいなければ絶対に他の意味と間違えてしまうでしょう。
また、例え単語だけである程度意味が推測できたとしても、適切にそれを読み取れるのかと言えば微妙ですし、
場合によっては正反対の意味で捉えてしまう可能性もあります。
このように、文法を学ぶことは文を適切に読み取るにおいて必要不可欠なのです。
さらに同時に熟語も勉強しよう!
案外受験勉強をする上で見落とされがちの熟語ですが、単語、文法に並び非常に重要です。
例えばcannot help but do
(~せざるを得ない)
これを熟語として覚えずに見るより熟語としてそれに見合って意味で覚えて見たほうが理解するのにかかる時間も違うはずです。
さらに、もしこれが入試本番の訳問題で出ると、正確に熟語として答えることができなければ満点を貰うのは厳しいでしょう。
しかも、熟語も文法と同様に、覚えていなければ正しい読解が不可能になる可能性もあります。
ただありがたいことに、熟語帳にもよりますが文法で学ぶ重要表現がまとめはれていることがあります。
私が受験生時代使っていた「ターゲット1000」という熟語帳では、
実際に文法分野としてまとめられているセクションがありました。
このように、熟語を学ぶことも非常に重要なのです。
これら3つがある程度進んだら長文をしよう!
そしてこれらの紹介した3つがすべてある程度進めば(大体半分くらい)
次は長文を解いていきましょう。
これもまた受験生にありがちなのですが、長文を夏休み明けごろから始めたり、
かなり始める時期が遅い方が結構います。長文というのは慣れが必要で、
特に英語が苦手という方はきちんと長文が読めるようになるまでそれなりの期間がかかります。
それから長文の勉強を進める際、音読をすることをおすすめします。
音読をすることによって長文の読解力がしない方に比べて伸びが早い傾向にあります。
もしその長文の問題集に音声のCDがついていたり、ネットで聞くことができるならば、
ぜひとも音声を聞きながら音読を進めていってください。
当然、普通に問題を解いていくことも重要なので、同時進行でやっていくことをおすすめします。
過去問を解いていこう
そしてこれらが一通り終わったところで、今度は志望校の過去問をどんどん解いていきましょう。
ここで注意するべきなのが、過去問の解く時期です。
過去問は遅くとも夏休みごろには説き始めるようにしましょう。
なぜ過去問が重要なのかというと、大学によって傾向が違うからです。
大学によっては発音・アクセント問題があるところもありますし、ないところもあります。
長文の配分が多い大学があればそうでない大学も。
さらにその中でも長文の中に穴埋め問題があったりと様々です。
中には私立大学でも自由英作文を課される大学もあります。
このように、大学によって必要とされる対策も異なってくるのです。
こうした対策に後れを取らないためにも、一度でもいいので過去問には早めに必ず目を通すべきです。
以上でこの記事は終わりとなります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント